【デッキ紹介特別編】ロスト・クロック
2008年3月22日 5000円あったらD-0しようぜこんばんわ、お久しぶりです!とみー(しろたん)です!約10日も更新が空いてしまい、もうたびたびご迷惑をおかけしておりますが、今回もがんばって更新させていただきます。
さて、少し更新をサ・・・いや滞らせていた間に、ディメンションゼロ界では禁止・制限カードリストが更新されるという大きな動きがありました。
今回のグランプリの結果を受け、ついにあの凶悪カード3種類が禁止カードとなったのです。
≪貪欲時計デーモンガスト≫
≪幽鬼の谷≫
≪陽気な幽霊屋敷≫
この3枚とも前回、前々回のGPから結果・実績を残し続けてきたカードでした。
デーモンガストは前回のGP、そして今回のGPにおいて圧倒的な使用者が存在した時計デッキの中核となるカードです。このカードがプランゾーンにいると、墓地のデビルクロックがすべて手札に帰る(能力を誘発させたデビルクロックも含めて)というアドバンテージ的にありえないカードを、「幸せはすぐ近くにある」で使いまわすことで絶対的なアドバンテージを得続けるのが最近の時計デッキの構成でした。さらにボーンスマイルという凶悪な時計がこのデッキの強さに拍車をかけており、デーモンガストがいる状態でボーンスマイルと呪われた館が揃うと、エネルギーの続く限り無限に相手の手札を捨てさせることができます。そしてもう一枚の禁止カード、幽鬼の谷があれば、「小さくて大きな力」を使いまわすことで無限にエネルギーを得て1ターンキルを決めることができます。
そして後ほど詳しく紹介いたしますが、GP7ツアー札幌で見事優勝を果たした佐野さんや九州勢が今回のグランプリに持ち込んだのが、タイトルにもなっているロストワールドでボーンスマイルを無限に使いまわすデッキ、ロスト・クロックでした。デーモンガストがプランゾーンにある状態でロストワールドがあるとどうなるか?答えは、ボーンスマイルが無限に召喚されることでそのラインすべてのユニットを破壊することができるという無慈悲な強さを発揮するコンボです。ロスト・クロックは今まで赤緑コロポックルや緑単ビートダウン、そして精霊の迷い家+スカラベマスターのコンボで戦線を整えるデッキである赤緑迷い家ビートダウンなど、パワーでゴリ押ししてくるデッキには若干弱かったのですが、そうしたデッキにも無限除去コンボを内蔵することで生存率を大幅にUPさせることに成功したデッキでした。
ロストクロックも含め、この時計デッキの無限コンボが除去・手札破壊・1キルと多種多様に応用が効くという事実はトーナメントプレイヤーにとっては健全とは言い難いものでした。実際、このグランプリの使用分布もその事実を受けたものであるし、メタを張ったデッキが割と勝てるとは言っても5ターン目のガスト&スマイル&呪われた館のブン回りコンボはどのデッキでも(時計デッキ以外は)どうしようもないものだったのです。これを受けて、今回デーモンガストが禁止カードに指定されたのは当然の結果であったと言えます。実際、当ブログ「5000円あったらディメンションゼロをはじめよう」でも、この時計デッキの扱いには困っていたのですから・・・。
さて、それではここで、グランプリで猛威をふるった時計デッキの最終進化系、ロスト・クロックをご紹介いたします。使用者当人は、「このデッキは間違いなく強かったが、相方のデッキが悪く結果を残せなかったことが悔やまれる」と言っていましたが、私もこのデッキが大々的に世に出ることがなかったことが残念に思っています。
グランプリで当人たちが使用したデッキは細かい微調整がされているため、上のレシピと若干の違いがありますが、基本的にはこのような形になっています。普通の時計デッキと比べると、色が3色になっており(ブロンズキッドドラゴンも合わせると4色ですが、このユニットは墓地からビッグマウスの効果で出すことを目的として入っているので、色には数えられていません)ますが、スカラベマスターのおかげで多色になっても安定して色エネを出せますし、アイスクロックは主に合成して出すだけなので、青をほとんど使わないので実質2色デッキとなっています。幽鬼の谷と小さくて大きな力を使った無限時計というデッキタイプがありますが、その亜種だと考えてください。
それでは、各カードの解説に移りましょう。今回、動かし方については省略させていただきます。もしかしたら後述するかもしれません。
「白骨時計ボーンスマイル」は、時計デッキ最強のユニットです。この1コストのユニットがなぜ最強なの?と首をかしげる方も多いと思いますが、無限コンボが成立するのは、このユニットがあってこそなのです。実際、時計使いの間では「次に制限がかかるとしたらこいつとデーモンガストで間違いない」と言わしめたほどでした。このユニットの恐ろしいところは、こいつの能力を、自分自身に対象を取ることで起動できてしまうというところです。細かいルールに興味がある方は、各自調べてみるとよいと思いますが、とにかくこのルールがあるので、プランゾーンからクラインやデーモンガストがめくれた時の強さ、またプランで目的のカードにたどり着く安定性が異常なほどになってしまうのです。なお、ロスト・クロックはロスト・スマイルと言い換えてもいいかもしれません。文字通りコンボが決まれば対戦相手の笑顔が消えます。
「悪運時計ハードラック」は2ndセンチュリーの団結ユニットです。時計デッキが初めてトーナメントのメタデッキとして登場した頃は、これがデッキに8〜10枚入っており、スクリームハイの力でパワーが7000にまで上がった状態を維持しながら場を徐々にコントロール、そのまま物量で押し切る、というのが時計デッキだったのですが、今や時計デッキは圧倒的な進化を遂げたので、このユニットが2枚に減ってもまったく問題にならないようになってしまいました。もちろんメタゲームの影響もありますが、今回のデッキでは対ビートダウン用のお守り程度として手札に残しておくくらいの気持ちで使われています。
「肉食時計ビッグマウス」は、ボーンスマイルと同じく自爆できる時計ユニットです。このデッキではブロンズキッドドラゴンを引っ張ってくる大事なユニットで、さらにスマッシュも1あります。終盤はアタッカー、中盤までは対同キャラをメタったブロンズキッドへの布石と、このデッキに絶対に欠かすことのできないユニットです。
「終末時計ジ・エンド」は、激戦をもたらすもので登場したパワーアップ能力を持つユニットです。相手の手札を根こそぎ奪うデーモンガスト+ボーンスマイル(または2コストの時計)+呪われた館の無限コンボがあることにより、パワーアップ能力をゲームの中でほぼ安定して使うことができます。また、「無限時計クライン」のプランゾーン効果もジ・エンドの能力を援護しています。
「絶叫時計スクリームハイ」はすべてのデビルクロックのパワーを+2000する非常に強力なユニットです。だいたい時計デッキの勝ちパターンはこれかジ・エンドを2体以上、並べて勝つことに集約されます。このキーカードがデーモンガストの効果で何度も戻ってくるため、他の色の、団結ユニットを+2000するエビジョッキーやイエローベリードナイトなどと一目おかれているのは言うまでもありません。
「柔軟時計ダリ」はデッキからデビルクロックをサーチし、プランゾーンとしてそのデビルクロックを置くという能力を持ったユニットです。たいていの場合はデーモンガストがプランゾーンに置かれますが、合成目的でアイスクロックもよく置かれます。また、ダリの能力でデッキをシャッフルすることにより、デーモンガストを手札に加えることなく(正確には手札に入る確率を下げる)何度でもデーモンガストを呼び出すテクニックも存在します。少しエネルギーが重いですが、終盤ではかなりの制圧力を誇るコンボなのでこのデッキには2枚採用されています。デーモンガストが禁止カードになった今、アイスクロックを使ったデッキを使う際はぜひダリを入れてみてください。
「貪欲時計デーモンガスト」はもはや語るまでもないでしょう。諸悪の根源です。昔からどんどんとパワーアップを重ね、気がつけば強くなりすぎてしまいました。
「凍える時のアイスクロック」は新しい合成時計です。エネルギーを使わず、いきなり盤面にスマッシュ2のユニットを送り出せる上に、こいつの能力で手札に来てしまったブロンズキッドを墓地に落としたりするなど、一度召喚されればまさに鬼神のような強さを発揮します。ただ、このドロー能力は強制なので、ライブラリー切れには十分ご注意ください。
「震える時のコールドクロック」も同じく新しく加わった時計です。2ターン目からこのユニットを出してこの能力を使えればデッキの回転が早まって安定して無限時計コンボを決めることができます。普通のビートダウンデッキにも入るのに、まして時計デッキなんかに入れられたら・・・実に強力なユニットです。この1つ1つのデッキパーツがグッドスタッフ(単体でも素晴らしいカード)なのが時計デッキの強さでもあります。
「ブロンズキッド・ドラゴン」は、対時計デッキに置いてキーカードとなる墓地除外能力付のユニットです。なぜこの枠がシルバーワイズドラゴンじゃないのか?と思われるかもしれませんが、シルバーワイズは4コストと、墓地除外のエネルギーまで含めるといろんな面で重く、その重さが対同キャラ戦で致命傷になる事もあるのが原因でこちらになっています。手札に来てしまっては指定コストが2なのでまったく出せませんが、アイスクロックの能力や相手の時計によるハンデスがあるのでまったく問題はありません。
「スカラベマスター」はこのデッキの多色の部分を補ってくれるユニットです。とはいってももうエネルギーに置く以外の使い道はありません。ユニットとして使うのは、もう本当に終盤ユニットの数が足りない時にスマッシュに行くぐらいでしょう。墓地に置いておくと幸せはすぐ近くにあるでエネルギーに置けたりするので積極的に墓地に落としてもよいでしょう。
「呪われた館」「ロスト・ワールド」「幸せはすぐ近くにある」はこのデッキの無限コンボを成立させるためのカードです。使い方は説明不要なほどいたってシンプル。序盤からはエネルギーには絶対置かないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?ロスト・クロック、もはやデーモンガストが禁止カードに指定されたためにトーナメントではもう使えませんが、代理カードなどを用意して使ってみて強さを確認してみるのもよいと思います。本当に今回の更新が後2か月早かったらなぁ、と思っていますが過ぎたことを省みてもしょうがありません。
次回は再び5000円デッキ紹介に戻りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次は今ひそかなブーム(?)になっている、犬闘士ドーベルマンを使ったデッキを紹介しようかな〜と思っています。それでは次回もお楽しみに!(注:予定は未定です)
さて、少し更新をサ・・・いや滞らせていた間に、ディメンションゼロ界では禁止・制限カードリストが更新されるという大きな動きがありました。
今回のグランプリの結果を受け、ついにあの凶悪カード3種類が禁止カードとなったのです。
≪貪欲時計デーモンガスト≫
≪幽鬼の谷≫
≪陽気な幽霊屋敷≫
この3枚とも前回、前々回のGPから結果・実績を残し続けてきたカードでした。
デーモンガストは前回のGP、そして今回のGPにおいて圧倒的な使用者が存在した時計デッキの中核となるカードです。このカードがプランゾーンにいると、墓地のデビルクロックがすべて手札に帰る(能力を誘発させたデビルクロックも含めて)というアドバンテージ的にありえないカードを、「幸せはすぐ近くにある」で使いまわすことで絶対的なアドバンテージを得続けるのが最近の時計デッキの構成でした。さらにボーンスマイルという凶悪な時計がこのデッキの強さに拍車をかけており、デーモンガストがいる状態でボーンスマイルと呪われた館が揃うと、エネルギーの続く限り無限に相手の手札を捨てさせることができます。そしてもう一枚の禁止カード、幽鬼の谷があれば、「小さくて大きな力」を使いまわすことで無限にエネルギーを得て1ターンキルを決めることができます。
そして後ほど詳しく紹介いたしますが、GP7ツアー札幌で見事優勝を果たした佐野さんや九州勢が今回のグランプリに持ち込んだのが、タイトルにもなっているロストワールドでボーンスマイルを無限に使いまわすデッキ、ロスト・クロックでした。デーモンガストがプランゾーンにある状態でロストワールドがあるとどうなるか?答えは、ボーンスマイルが無限に召喚されることでそのラインすべてのユニットを破壊することができるという無慈悲な強さを発揮するコンボです。ロスト・クロックは今まで赤緑コロポックルや緑単ビートダウン、そして精霊の迷い家+スカラベマスターのコンボで戦線を整えるデッキである赤緑迷い家ビートダウンなど、パワーでゴリ押ししてくるデッキには若干弱かったのですが、そうしたデッキにも無限除去コンボを内蔵することで生存率を大幅にUPさせることに成功したデッキでした。
ロストクロックも含め、この時計デッキの無限コンボが除去・手札破壊・1キルと多種多様に応用が効くという事実はトーナメントプレイヤーにとっては健全とは言い難いものでした。実際、このグランプリの使用分布もその事実を受けたものであるし、メタを張ったデッキが割と勝てるとは言っても5ターン目のガスト&スマイル&呪われた館のブン回りコンボはどのデッキでも(時計デッキ以外は)どうしようもないものだったのです。これを受けて、今回デーモンガストが禁止カードに指定されたのは当然の結果であったと言えます。実際、当ブログ「5000円あったらディメンションゼロをはじめよう」でも、この時計デッキの扱いには困っていたのですから・・・。
さて、それではここで、グランプリで猛威をふるった時計デッキの最終進化系、ロスト・クロックをご紹介いたします。使用者当人は、「このデッキは間違いなく強かったが、相方のデッキが悪く結果を残せなかったことが悔やまれる」と言っていましたが、私もこのデッキが大々的に世に出ることがなかったことが残念に思っています。
(注:このデッキはサンプルです。)
3「白骨時計ボーンスマイル」(3rd)
2「悪運時計ハードラック」(暴走)
3「肉食時計ビッグマウス」(新世界)
2「終末時計ジ・エンド」(激戦)
2「無限時計クライン」(勝利)
3「絶叫時計スクリームハイ」(2nd)
2「柔軟時計ダリ」(勝利)
3「貪欲時計デーモンガスト」(勝利)
3「凍える時のアイスクロック」(共鳴)
3「震える時のコールドクロック」(共鳴)
2「ブロンズキッド・ドラゴン」(仲間)
3「スカラベマスター」(3rd)
3「呪われた館」(1st)
3「ロスト・ワールド」(激戦)
3「幸せはすぐ近くにある」(2nd)
グランプリで当人たちが使用したデッキは細かい微調整がされているため、上のレシピと若干の違いがありますが、基本的にはこのような形になっています。普通の時計デッキと比べると、色が3色になっており(ブロンズキッドドラゴンも合わせると4色ですが、このユニットは墓地からビッグマウスの効果で出すことを目的として入っているので、色には数えられていません)ますが、スカラベマスターのおかげで多色になっても安定して色エネを出せますし、アイスクロックは主に合成して出すだけなので、青をほとんど使わないので実質2色デッキとなっています。幽鬼の谷と小さくて大きな力を使った無限時計というデッキタイプがありますが、その亜種だと考えてください。
それでは、各カードの解説に移りましょう。今回、動かし方については省略させていただきます。もしかしたら後述するかもしれません。
「白骨時計ボーンスマイル」は、時計デッキ最強のユニットです。この1コストのユニットがなぜ最強なの?と首をかしげる方も多いと思いますが、無限コンボが成立するのは、このユニットがあってこそなのです。実際、時計使いの間では「次に制限がかかるとしたらこいつとデーモンガストで間違いない」と言わしめたほどでした。このユニットの恐ろしいところは、こいつの能力を、自分自身に対象を取ることで起動できてしまうというところです。細かいルールに興味がある方は、各自調べてみるとよいと思いますが、とにかくこのルールがあるので、プランゾーンからクラインやデーモンガストがめくれた時の強さ、またプランで目的のカードにたどり着く安定性が異常なほどになってしまうのです。なお、ロスト・クロックはロスト・スマイルと言い換えてもいいかもしれません。文字通りコンボが決まれば対戦相手の笑顔が消えます。
「悪運時計ハードラック」は2ndセンチュリーの団結ユニットです。時計デッキが初めてトーナメントのメタデッキとして登場した頃は、これがデッキに8〜10枚入っており、スクリームハイの力でパワーが7000にまで上がった状態を維持しながら場を徐々にコントロール、そのまま物量で押し切る、というのが時計デッキだったのですが、今や時計デッキは圧倒的な進化を遂げたので、このユニットが2枚に減ってもまったく問題にならないようになってしまいました。もちろんメタゲームの影響もありますが、今回のデッキでは対ビートダウン用のお守り程度として手札に残しておくくらいの気持ちで使われています。
「肉食時計ビッグマウス」は、ボーンスマイルと同じく自爆できる時計ユニットです。このデッキではブロンズキッドドラゴンを引っ張ってくる大事なユニットで、さらにスマッシュも1あります。終盤はアタッカー、中盤までは対同キャラをメタったブロンズキッドへの布石と、このデッキに絶対に欠かすことのできないユニットです。
「終末時計ジ・エンド」は、激戦をもたらすもので登場したパワーアップ能力を持つユニットです。相手の手札を根こそぎ奪うデーモンガスト+ボーンスマイル(または2コストの時計)+呪われた館の無限コンボがあることにより、パワーアップ能力をゲームの中でほぼ安定して使うことができます。また、「無限時計クライン」のプランゾーン効果もジ・エンドの能力を援護しています。
「絶叫時計スクリームハイ」はすべてのデビルクロックのパワーを+2000する非常に強力なユニットです。だいたい時計デッキの勝ちパターンはこれかジ・エンドを2体以上、並べて勝つことに集約されます。このキーカードがデーモンガストの効果で何度も戻ってくるため、他の色の、団結ユニットを+2000するエビジョッキーやイエローベリードナイトなどと一目おかれているのは言うまでもありません。
「柔軟時計ダリ」はデッキからデビルクロックをサーチし、プランゾーンとしてそのデビルクロックを置くという能力を持ったユニットです。たいていの場合はデーモンガストがプランゾーンに置かれますが、合成目的でアイスクロックもよく置かれます。また、ダリの能力でデッキをシャッフルすることにより、デーモンガストを手札に加えることなく(正確には手札に入る確率を下げる)何度でもデーモンガストを呼び出すテクニックも存在します。少しエネルギーが重いですが、終盤ではかなりの制圧力を誇るコンボなのでこのデッキには2枚採用されています。デーモンガストが禁止カードになった今、アイスクロックを使ったデッキを使う際はぜひダリを入れてみてください。
「貪欲時計デーモンガスト」はもはや語るまでもないでしょう。諸悪の根源です。昔からどんどんとパワーアップを重ね、気がつけば強くなりすぎてしまいました。
「凍える時のアイスクロック」は新しい合成時計です。エネルギーを使わず、いきなり盤面にスマッシュ2のユニットを送り出せる上に、こいつの能力で手札に来てしまったブロンズキッドを墓地に落としたりするなど、一度召喚されればまさに鬼神のような強さを発揮します。ただ、このドロー能力は強制なので、ライブラリー切れには十分ご注意ください。
「震える時のコールドクロック」も同じく新しく加わった時計です。2ターン目からこのユニットを出してこの能力を使えればデッキの回転が早まって安定して無限時計コンボを決めることができます。普通のビートダウンデッキにも入るのに、まして時計デッキなんかに入れられたら・・・実に強力なユニットです。この1つ1つのデッキパーツがグッドスタッフ(単体でも素晴らしいカード)なのが時計デッキの強さでもあります。
「ブロンズキッド・ドラゴン」は、対時計デッキに置いてキーカードとなる墓地除外能力付のユニットです。なぜこの枠がシルバーワイズドラゴンじゃないのか?と思われるかもしれませんが、シルバーワイズは4コストと、墓地除外のエネルギーまで含めるといろんな面で重く、その重さが対同キャラ戦で致命傷になる事もあるのが原因でこちらになっています。手札に来てしまっては指定コストが2なのでまったく出せませんが、アイスクロックの能力や相手の時計によるハンデスがあるのでまったく問題はありません。
「スカラベマスター」はこのデッキの多色の部分を補ってくれるユニットです。とはいってももうエネルギーに置く以外の使い道はありません。ユニットとして使うのは、もう本当に終盤ユニットの数が足りない時にスマッシュに行くぐらいでしょう。墓地に置いておくと幸せはすぐ近くにあるでエネルギーに置けたりするので積極的に墓地に落としてもよいでしょう。
「呪われた館」「ロスト・ワールド」「幸せはすぐ近くにある」はこのデッキの無限コンボを成立させるためのカードです。使い方は説明不要なほどいたってシンプル。序盤からはエネルギーには絶対置かないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?ロスト・クロック、もはやデーモンガストが禁止カードに指定されたためにトーナメントではもう使えませんが、代理カードなどを用意して使ってみて強さを確認してみるのもよいと思います。本当に今回の更新が後2か月早かったらなぁ、と思っていますが過ぎたことを省みてもしょうがありません。
次回は再び5000円デッキ紹介に戻りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次は今ひそかなブーム(?)になっている、犬闘士ドーベルマンを使ったデッキを紹介しようかな〜と思っています。それでは次回もお楽しみに!(注:予定は未定です)
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