自転車盗まれた
たまたまカギ抜くのをわすれてた
どこかから電話があった
連続で来たからかけなおしたら警察だった
希望が少し見えたけどすぐに消えた
めんどくさそうに、「あなたの携帯にこっちからかけたのは間違い電話だったことにしてもらえない?」
といわれて切られた
所詮仕事なんてそんなもんだ
やっかいごとより今夜のビールだ
これが現実なんだ
「そう、これが現実」
「誰?」
「とみー」
「それは僕だ」
「僕はもう一人のとみーさ。ひとは誰でも自分の中にもう一人の自分を持っているんだ。実際に現実に生きている他人から見える自分ともう一人の心の中にいる他人から見えない自分。」
「どうして今でてきたの?」
「君がそう望んだんじゃないか。君は現実を受け入れたくないから、もう一人の僕を呼び出した。君に現実を認めさせるために」
「・・・なんで今日に限って自転車からカギ抜くの忘れたんだろう」
「それは君が考え事をしていて無意識だったからだよ」
「そんなにはっきり言わなくてもいいじゃないか、僕だって忘れたくてわすれたわけじゃない」
「でも君は忘れた」
「うるさい!そんなことはわかってるんだ!」
「全部君のせいだよ」
「わかってるよ・・・お願いだから誰か僕に優しくしてよ!誰か僕を助けてよぉぉ!!」
たまたまカギ抜くのをわすれてた
どこかから電話があった
連続で来たからかけなおしたら警察だった
希望が少し見えたけどすぐに消えた
めんどくさそうに、「あなたの携帯にこっちからかけたのは間違い電話だったことにしてもらえない?」
といわれて切られた
所詮仕事なんてそんなもんだ
やっかいごとより今夜のビールだ
これが現実なんだ
「そう、これが現実」
「誰?」
「とみー」
「それは僕だ」
「僕はもう一人のとみーさ。ひとは誰でも自分の中にもう一人の自分を持っているんだ。実際に現実に生きている他人から見える自分ともう一人の心の中にいる他人から見えない自分。」
「どうして今でてきたの?」
「君がそう望んだんじゃないか。君は現実を受け入れたくないから、もう一人の僕を呼び出した。君に現実を認めさせるために」
「・・・なんで今日に限って自転車からカギ抜くの忘れたんだろう」
「それは君が考え事をしていて無意識だったからだよ」
「そんなにはっきり言わなくてもいいじゃないか、僕だって忘れたくてわすれたわけじゃない」
「でも君は忘れた」
「うるさい!そんなことはわかってるんだ!」
「全部君のせいだよ」
「わかってるよ・・・お願いだから誰か僕に優しくしてよ!誰か僕を助けてよぉぉ!!」
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