Lyrical murderer

2005年3月14日 読書
ISBN:434440601X 文庫 桜井 亜美 幻冬舎 2005/02 ¥480

桜井亜美の最新小説。本文は前作「Aprli*Kiss」にひきつづき、全てメールのやりとりで構成されているというミステリアスなスタイル。・・・というわけで、知らない間に新刊がでていたので衝動買いをしてしまいました。

桜井亜美の小説はfragileを除いて全部読んでいます。たしかに方向性はDeep Love等とほぼ同じ感じもしますが全然違います。あんなクソ小説と一緒にしてはいけません

ストーリーは、ある日ダイチの元に送られた「衣莉亜」と名乗る少女からの出会い系メールから始まる。ダイチは過去に同じ名前の少女に恋をしていたという理由から、彼女とのメールの交換を開始する。たがいに顔もわからないが、メールの交換で強く惹かれあっていく二人の物語はどのような結末を迎えるのだろうか・・・って感じです。

桜井亜美小説の魅力はストーリーだけじゃないんで。その端々に現れる世界を彩る言葉が重要なんで。もちろんストーリーがだめだっていってるわけでもないですよ。

桜井亜美を読んでみたくなった人はまずサーフスプラッシュからスタートするのが良いでしょう。

イノセントワールドが最初でガールが2番目の小説だけど、私はこれがおすすめ。もしくはalones アローンズだな。

いまは、一つ前のAprli*Kiss読んでます。

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