1、パワー

パワーによるアドバンテージ。デカいことは強いことだという基本概念にのっとった分かりやすいアドバンテージです。

この環境でパワーがもっとも高いのは白と緑です。

1マナ 4000/グレン・リベット
2マナ 3000/シングル・モルト
3マナ 5000/カオスビースト・スキュラ
4マナ 6000/カオスビースト・マンティコア
5マナ 7500/カオスビースト・ゲンブ
6マナ 8000/ロマネコンティ
7マナ 8000/ジャッジメント・エンジェル

列挙してみると、他の色には真似できないパワーを持っていることがわかります。(もちろんデメリットなどを考えればまだまだパワーが高いユニットはいますが、それはパワーが高いとはいいにくいです。)

パワーが高いことはユニットが死ににくいということ。また、相手のユニットに対して対処しやすいという利点があります。

パワーをあげる方法が無ければ倒せないということは、それだけですでに2:1のカードアドバンテージを得ているのです。

またパワーが大きければ移動をして相手のユニットを破壊することもできますし、敵軍エリアまで行って陣取ることも可能となります。つまり相手の行動を制限できるのです。相手の行動を制限した上からさらに相手の行動を制限できるようなユニットを出していけば・・・ゲームに勝てるということです。

逆に言えば、もし相手も同じことを考えていた場合、その状況を打開するためにもパワーが高いほうが有利だということがわかります。通常カードアドバンテージが2:1かかるところを1:1で終わらせることができたり、ソウルこみでも倒すことができないようなユニットをぶつけることでいち早く盤面をイーブンに戻すことができます。

これが、パワーの高さで対処力をつけるということです。

パワーの高いユニットがそろっていれば、追い詰められた時にプランのカードで逆転することも可能です。

ストラクチャーデッキの緑白のように、パワー8000クリーチャーのぶつかり合いで盤面を支配するような感じが、まさにそれを体言していましたし、グレン・リベットがやはりそれをあらわしていました。1マナでパワー4000のグレン・リベットは、他のさまざまなパワー4000のユニットを破壊するのにもっとも適したユニットだったのです。

黒ならばまた、相手のパワーを減らすという策もあります。基本的には何も変わりません。どちらかといえば防御的であるといえます。

パワーが高いことはよいことですが、パワーが高いだけでは必ずゲームに勝てるとはいえません。このゲームはパワーが勝利へのポイントに直結しないのです。しかしながら、パワーの差がデッキのポテンシャルを決める一要因になりえることは間違いないはずです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索