両者黒緑のデッキであるが、SASAはゴッドファーザーとルドルフを高速で場に出す黒緑、最近流行のタイプである。一方の高尾はクレーターメーカー亡き後も脈々と続くオードソックスな黒緑である。

GAME1

先攻は高尾。どうしても先攻を取りたかったSASAは苦笑い。

高尾は黄泉返りの呪法、SASAは蜘蛛の巣をまとうフェアリーをエネにする立ち上がり。SASAは1ターン目からプランをめくる。この意味のない独特な動きも、新しく登場したバードマンソウルというカードがあるからこそ意味を持つのである。しかしトップにあったのは誕生の宴。

次のメインターン、高尾は失恋の痛みをプレイ。SASAの手札はキラー、失恋の痛み、タイガーアイ、誕生の宴、タイガーアイ。少し考えて失恋の痛みを抜く。SASAはキラーをエネにおいて何もせずにエンド。

さらに続くメインターン、高尾は再び失恋の痛みをプレイ。さきほどのほとんど変わらないハンドからタイガーアイを落とした。

SASAは3エネ目を置いて誕生の宴。加速されたエネはバードマンソウルとかみあわず。そこからプランをめくるもやはり鳥の姿はない。この3ターン目の動きはこれからグランプリ予選でもよく見かける光景になるだろう。

続くSASAのターン。高尾はバルカンを中央ラインにクイックプレイ。最初のユニットが登場する。

返す高尾のターン、SASAのゲンブが中央ラインにクイックプレイされた。ここで高尾はプランをめくり、出てきたマリアンを自軍右ラインにプレイしてエンド。

SASAはプランをめくり、生命門が見えたのを確認すると、ゲンブを前進させてスマッシュ。

高尾はプランをめくる。と、そこにあったのはゲンブ。しかし
「サキュバスの吐息持ってるのわかってるんだよな〜」とため息をついた後、バルカンを自軍左へ移動、続いてマリアンも中央へ移動させる。高尾の残りエネは黒1緑2。ゲンブの命はもうないようなものだ。

実際にSASAはその吐息を持っており、もう持つ意味がないと考えて、これをエネにした。

SASAはプランをめくり、出てきたゴッドファーザーを更新して出てきたキラーを自軍左ラインに出した。さらにプランをめくるとようやくバードマンソウルが出る。すかさずプレイしてターンエンド。ゲンブはその間にマリアンと仲良く心中。

高尾のターン、プランからは最強生物タイガーアイが。これを中央ラインにプレイした後バルカンを前進させてスマッシュ。

次のSASAのターン、SASAの場にゴッドファーザーが生命の門から降臨した。能力でエネに埋まっていたタイガーアイをバルカンにぶつける。

高尾の手札は2枚。黒4緑3スマッシュ2のエネルギーがある。長考した後、高尾はタイガーアイを左→前進、そのスタックで妖精の風車を張り、タイガーアイを一方的に倒した。冥界の門を警戒したのか、スマッシュはせずにターンエンドした。

SASAはファーザーを左へ移動。ファーザーがいると使うエネルギーも計算しないといけないため、一動作に間が生まれる。自分の墓地を確認してプランをめくるかどうかで1枚の手札としばらく悩んだ後、キラーを敵陣、ファーザーを中央まで移動させて3点スマッシュした。

高尾はプランからゲンブをキラーの上に出して、さらにプランからのキラーと手札のキラーでファーザーを片付けた。さらにプランをめくるもゲンブが出て、これはエネルギー不足のため次のドローとした。タイガーアイが敵陣まで行ってスマッシュ3点。

気になるSASAの手札はキラーだったが、あっさりとプランから冥界の門。タイガーアイが無防備な高尾をかみ殺した。

SASA:(サイドイン) 密林の孤城2 (サイドアウト) ティラノギア2

高尾:(サイドイン) 暴走する大地 サキュバスの吐息 (サイドアウト) キラー スキュラ

GAME2

再び高尾が先攻。高尾は蜘蛛の巣をまとうフェアリーをエネにセット。一方のSASAはバードマンソウルをセットする。タッチで入れている以上、手札に来るバードマンソウルはほぼ無価値である。強い強いと言われるバードマンソウルの影の部分だ。

高尾は呪われた手紙をエネに置いてターンエンド。返すターン、SASAは失恋の痛みをプレイ。ノータイムでバルカンを抜く。あまりに早すぎたため、筆者がすべての手札を確認できなかったくらいだ。

次のターンともに両者ともにメインでアクションはせず。高尾のターンまで帰ってきてプランから出てきたキューティーバニーを自軍左ラインにプレイする。SASAは誕生の宴をクイックプレイ。そのまま返ってきたターンでバニーのいるラインにタイガーアイをプレイ。さらにあまったエネで見たプランには冥界の門と、ほぼ攻め手的には磐石の構えを見せる。

高尾のアクションはバニーを前進させてスマッシュのみ。

SASAはここでプランからバードマンソウル!そしてシャドーソウルがあっても冥界の門があるSASAはタイガーアイでバニーを踏み潰しにかかる。・・・が、シャドーソウルもなくタイガーアイが生き残り、流れは完全にSASAへ。2点スマッシュが入る。

高尾はプランから打開策を見つけにいく。そこでマリアンを当ててどうにかタイガーアイを殺す算段を得たが、SASAは容赦なく中央にゲンブをプレイする。

そこからゲンブが移動して優先権放棄→マリアンとタイガーアイが心中、プランからは再び忌まわしき冥界の門が現れ再びここでSASAの優先権放棄。高尾はゲンブがいるラインに風車をクイックプレイ。それを見てSASAはさらに敵陣に入り込み2点スマッシュ。

高尾はプランをめくり、バニーをゲンブにぶつける。その対応でSASAは孤城をゲンブのラインにプレイした。しかしその守りもその後ろから出てきた高尾のゲンブにあっさり破られる。さらに高尾は冥界の門でバニーをつり、自軍左ラインから1点スマッシュ。

場が綺麗に流されたSASAはプランから蜘蛛の巣をまとうフェアリーを自軍出し、さらにプランからバードマンソウルと、アドバンテージを一気に広げていく。その後プランを更新しつづけ、5エネ残してターンエンド。プランゾーンにはファーザーの姿がある。

しばらく長考する高尾。高尾はプランをめくり、出てきた失恋の痛みをプレイ。SASAの手札はバルカン、冥界・生命の門。その手札を見つめ、苦々しく生命の門を落とす高尾。さらにプランを見ると出てきたのは呪われた手紙。高尾の手札は1枚。8エネを残してターンエンドした。

SASAのターン。冥界の門からタイガーアイを自軍左ラインに呼び出し、フェアリーと一緒に前進してスマッシュのお伺いを立てる。高尾の手札は黄泉返りの呪法だったが・・・墓地にも打開策はなく、投了するしかないのだった・・・。

winner SASA!

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