これはボルテニスのテキスト。

裁きを下す者−ボルテニス 星8/光/天使族/攻2800/守1400

自分のカウンター罠が発動に成功した場合、自分フィールド上のモンスターを全て生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した場合、生け贄に捧げた天使族モンスターの数まで相手フィールド上のカードを破壊する事ができる。

これはグレートモスのテキスト。

究極完全態・グレート・モス 星8/地/昆虫族/攻3500/守3000

「進化の繭」を装備して(自分ターンで数えて)6ターン後の「プチモス」を生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。

ボルテニスって通常召喚可能。

グレートモスは通常召喚不可。

それはわかるんだけど。

テキストだけみたらグレートモスだって通常召喚できそうな気がするじゃん?

代打バッターで出てきそうな気がするじゃん?

しかし実際は出てこない。

一体何を言いたいかというと。

遊戯王は素晴らしい「ごっこ遊びのツール」という姿勢をつらぬいてるゲームだということ。

ルールに困ったらイマジネーションを働かせればいいというのは結構斬新。

例えば収縮。

収縮はダメージステップに発動されたら、攻撃モンスターの攻撃力が半分になるというカード。

これは今の公式ルールではそのモンスターの攻撃力がどう増減していようが、もともとの攻撃力が半分になるとなっている。

最初、MTGやってる身としてはまったく理解ができなかったが、これにイマジネーションを入れるとすっきりする。

デーモンの斧を持ったクリボーが収縮を打たれる。それはつまりデーモンの斧ごと小さくなるから攻撃力とか関係なくなるわけだ。「収縮」だから。

奈落の落とし穴が対象を取らないのもイマジネーションを入れれば一発。そんな落とし穴を掘れる奴はどこにもいない。これは魔術で生み出された落とし穴でしかもそんな落とし穴だから規模だってグランゾンのブラックホールクラスターくらいはあろう。そう考えれば対象を取らないってのもうなずける。

ちなみにそれだったら落とし穴は翼を持ってる奴はひっかからないじゃんって突っ込みもご安心なされ。彼らは召喚されるときは必ず1度は地面に降り立つ。この辺は漫画を見ればOK。

基本的なところとしては蘇生制限というルールもあるね。

優先権を行使する、だって漫画の再現であるし。

つまりイマジネーションで物事を考えることで、テキストがあってなくてもゲームをやることができるし、ジャッジが必要ないのだ。

だから遊戯王プレイヤーは、ルールで困ったら今一度イマジネーションを膨らませるといい。そうすれば悩んでいるルールも一気に解決できるだろう。

でも常識はずれのことを押し付けようとするのはだめだぞ☆

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