というのが今現在、遊戯王プレイヤーの間で行われているとか。

主な内容として

・カードテキストの統一
・ルールの体系化(FAQを完備)
・日本語版カードの世界標準化(日本語版のカードは世界大会では使えないらしい)
・公認ジャッジ制度の設立
・アニメとの効果的なタイアップ(アニメでの禁止カード使用の禁止、オリジナルカードの登場の頻度を下げる)
・専門誌の刊行
・テストプレイヤー、アドバイザーの強化
・詳細な大会規約の配布

とのことらしいです。

個人的に実現の可能性を考えるところでは、

1、テキストの統一

これはすぐにでも実現しそうな気がします。だって作る意義があり、儲かるから。

2、ルールの体系化

これはめんどくさいので実現するとしても結構長くかかると思われます。得にもならないことですから。

3、世界標準化

一番の問題は、アメリカとの連携がいつ取れるかというところなわけですが・・・。今の状況を見るに、まだまだ先のほうだと思われます。1と合わせることができるので、実現の可能性はあると思います。だって儲かるから。

4、公認ジャッジ制度

一方的に損するばかりなので実現は難しいでしょう。

5、アニメ

個人的にもここはぜひとも変えてもらいたいところなのですがどうなんでしょうかね。

新しいカードがいっぱい出ると、次のセットを作るのが非常に楽になります。加えてその中に気になるカードが出れば次のセットが売れることが約束されるわけです。つまり新しいカードを作れば作るほどその可能性は上がるわけです。

しかし、第4期に入って遊戯王熱が上がったのは、やはり現実にすでにあるカードを使ったデッキVS主人公(またはキャラクター)という構図が興味をそそったのではないかと個人的には思います。そのことを考えれば、オリジナルカード登場の割合を減らしても売れる度合いは変わらないと思うので、それがあちらに伝われば変わるかもしれません。

6、専門誌

まず、スキルアップを目指すための専門誌を作るようならば、説得力のあるカリスマが現れないことには意味がありません。ところが、今の遊戯王のスタイルとして、「誰でも世界を目指せる」というエンターテイメント性があります。それはランキングをリセットすることからも、知り合いのアジアチャンプふにふにさんが今までに1度もフューチャーされないことからも明白です。つまりそんなトーナメントプレイヤーに特化したカリスマの出現は期待できないということです。

ということはこういった専門誌を出してもプレイヤーも販売側も双方得にならないでしょうから、専門誌の発売はないでしょう。同じ理由でVジャンプの記事の質が上がるとも考えにくいことです。

7、テストプレイヤー

一番簡単なのは外国にすべてをゆだねることでしょうが、それは多大な損失になるので可能性はないと思います。むしろ国内であったとしてもこういうテストプレイヤーの質を上げ、ゲームをゆだねてしまっては、禁止・制限カードの決定タイミングも制御できなくなってしまうので実現は難しいと言えるでしょう。むしろ第四期のテストプレイヤーはまだまともな方ではないでしょうか。(第五期はこの類ではありませんが)

8、大会規約

誰かが完璧なものをまとめあげ、提出すれば採用されるかもしれません。依存だけならやはり損にしかならないので無理だと思います。


肝心なのは、遊戯王OCGはいまだ国内ではごっこ遊びのツールでしかないと考えられているところです。つまり投げっぱなしだろうがイベントが整備されていようがひとつの商品でしかないということ。

今回のような環境正常化運動を起こす人たちを、実は彼らも待っていたのかもしれません。(淡い期待ですが)これからの遊戯王がどのような商品として動いていくのか、それはこの運動を起こす人たちが決めるのかもしれません。

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