ルール改正。
2006年11月2日 ディメンション・ゼロ第18 章 不適正な行動の取り消し
1. ある行動を開始した後、その行動がルールや効果によって行
うことができないことが判明した場合、その行動は行われなかっ
たことになり、支払われたコストは払い戻されます。これを不適
正な行動の取り消しと呼びます。不適正な行動の取り消しで、能
力が誘発したり効果が発生したりすることはありません。
2. 不適正な行動を取り消すとデュエルに重大な影響を与える
場合には、不適正な行動を取り消すことはできません。デュエル
に重大な影響を与える場合の例としては、不適正な行動によって
山札の順番が入れ替わってしまった場合、不適正な行動によって
本来知ることができない情報を知ってしまった場合、不適正な行
動の後巻き戻せないほどデュエルが進行している場合などがあ
げられます。不適正な行動が取り消せない場合、それが公式大会
ならばフロアルールに従ってジャッジの判断によって処理を決
定します。それが公式大会でないならば、両方のプレイヤーの合
意によって処理を決定します。
3. 不適正な行動を取り消した場合、優先権を持っていたプレイヤーが再び優先権を持ちます。
とりあえず明記してもらうことですね。世の中にはこれを明記しないと発狂する人たちがいますからね、できれば一番最初に書いてもらえるとありがたいことだったのだけれども・・・。
・警戒カード
ここから12月の間に、早くもGP4予選があります。おそらくDPAはここで見極めを行うのだと思います。
しかしながら今回のセットの強力カードはなかなか揃えにくく、おそらく新しいアーキタイプのデッキが蔓延、45組を蹂躙するデッキがそうは生まれないと思います。
ということはつまり少なくとも制限カードにはなります。確定です。
しかしながら個人的には来月にいきなり1枚制限カードに指定するのはまずいように思います。開発チームがそれをわかっててデザインした、という責任があるからです。クレーターメーカーは最初だからという言い訳が聞きました。しかし今回はそんなものが認められません。少なくとも私は認めません。
制限理由のD−0の魅力を狭める可能性がある、というならば作らなければいいだけですから。調整の段階で他にもやりようがあるでしょうし、最初からデッキ制限のテキストを作るなどやりようはいくらでもあるはずです。少なくとも何も無ければ3枚投入は必須のカードなのですから。
とは言え、いくら言っても時間の歯車はもう戻らないので、これからのことを考えるならば、『いきなり1枚制限(あるいは禁止カード)指定にしてユーザーは納得できるのか?遊戯王・DM上がりの子、あるいはその他カードゲームユーザーが、D−0に対してどれだけのマイナスイメージを抱くのか?』という課題が残されることになります。
『D−0も結局遊戯王みたいに強力カードを乱発してユーザーを煽り、やがてそれらを制限・禁止カードにして環境を整えるようなゲームなんだ』という目で見られることは、賞金制度を導入する以上はあってはならないはずです。それはカードキングダム池田店長の最初の公約に反することですから、信用度から見てもこのような事が続けばユーザーもおのずと離れていくでしょう。
以上を踏まえて、個人的にはこれらのカードに2枚制限、つまり準制限の枠を設けるのが望ましいと思います。
そして2枚制限となった4色プランでも今の環境で対処できないようならば制限指定にすべきだと考えます。結局のところこれらの真の問題点はライブラリーに戻ることであって、幽鬼の谷コントロールのように単体で機能してしまう点が問題なのです。
2枚制限で4色プランを回して、環境的にちょうどいいバランスになるようなら2枚制限にすべき、そう考えます。環境を見るだけでなく、DPA内部調整チームでも実際に調整してみて、安易に制限指定にしないことを祈ってます。
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