【デッキ紹介】虫たちの挽歌
2007年11月15日 5000円あったらD-0しようぜこんばんわ、とみー(しろたん)です。コラムの更新で少し間が空いてしまいましたが、第四回のデッキ紹介を行いたいと思います。
もう今週にはGPツアーが九州から始まります。3rdセンチュリーが出て初めての大きな大会ですので、実に様々なデッキが台頭してくることでしょう。詳報が楽しみですが、彼らに負けない様に、こちらもデッキ作成やプレイングの習得にエンジンをかけていきましょう!
今回のGPはツアーですので、こうした大きな大会が近所で開催されるチャンスでもあります。普段なかなか見ることのできないプロのプレイングを見たり、トレードが行えるいい機会でもあります(大多数のカードショップでは基本的にトレードが禁止されていると思われます)ので、3rdセンチュリーから始めた方はこういう場には積極的に参加したほうがいいでしょう。そして大会の雰囲気を楽しんで、お店では手に入りづらい過去のレアカードなどを3rdセンチュリーのレアカードでトレードして、ぜひ作りたいと思ったデッキを作ってください。もちろんGP本戦に参加される方々も、トレード用のカードの用意をお忘れなく。くれぐれもシャークはいけませんよ。
ではお待たせしました、デッキ紹介の時間です。
第4回デッキとなるこちらのデッキのテーマはコンボ。古から続くゴッドファーザーと生命の門というコンボを軸にして作られたデッキです。
ゴッドファーザーは8コストユニットという巨大なサイズのユニットですが、これをフリーズするだけでエネルギーゾーンにある好きなユニットを隣接するスクエアに召喚することができます。しかしながら8コストという重さがあり、パワー6000という除去されやすいサイズのユニットをそのまま出すのは、多くのデッキ相手にリスクを負うことになります。そこを解消するのが門シリーズで、門の効果でリリースされたゴッドファーザーの能力をすぐ使用することで盤面に超大型ユニットを並べることができるのです。2体並べば、例えばゴッドファーザーがやられても出てきたばかりの超大型ユニットが場に残っているので、すでに目的は果たされていますし、ユニットの方がやられても、ゴッドファーザーがいますので代わりのユニットを次々に呼び出すことができます。
また、今回のデッキにはシークレットベースが入っており、このラインに出たユニットが除去されても、墓地に行かずにエネルギーに送られます。つまり何度も超大型ユニットをゴッドファーザーで使いまわすことができるのです!もちろん、そんなことをやられたら相手はお手上げでしょう。これがこのコンボの強さです。
このゴッドファーザーコンボを決めるために、このデッキはエネルギー加速カードを多めに入れてあります。
まずは先述のシークレットベースです。これは最後はゴッドファーザーコンボの一環として使われますが、序盤から中盤は2コストのバガーをプランから投げ入れて、エネルギーを加速させるのに使います。フリーマスターは自分自身をエネルギーゾーンから召喚することができますので、このベースがあると不死身の存在に生まれ変わります!つまりこのベースは、このデッキにはうってつけのキーカードなのです。
次に魔光合成です。たった1コストなのでプランからもプレイしやすく、運がよければ次々とプレイしてエネルギー差をつけることができます。その代りベースが必要ですが、このデッキには軽いベースが7枚入っており、序盤にベースを張っておけば、以後は誕生の宴と同じようにプレイすることができます。
最後に蜘蛛の巣をまとうフェアリーです。プランを多用するデッキなので相性がいいですし、シークレットベースと合わせて2エネルギー加速ができるのが魅力です。シークレットベースが無くても、できるだけ盤面には残さないほうがよいでしょう。(それについては後で供述します)
次はその他のサポートカードの紹介です。まずはこのデッキのもう一つのカギとも言えるベースカード「精霊の迷い家」です。緑1コストで張れるベースですので1ターン目に手札から展開し、魔光合成につなげることができる上、終盤はスカラベマスターの力でなんと3コストの各色ベース以上の活躍を見せてしまいます!もし、ゴッドファーザーコンボが決まらなくても、このライン上でパワーが10500に膨れ上がっているスコーピオンマスターを動かしているだけで勝つこともあるでしょう。もちろんゴッドファーザーをこのライン上に出すことでステルススナイパーから守ることだってできます。
失恋の痛みは、おなじみの手札破壊カードです。レディララバイは現在シーズン制限カードですが、とても速いデッキに対して無類の強さを誇ります。両方とも相手の妨害をするカードで、様々なデッキにカバーするために投入されていますが、しかしながらこの枠はほかのカードに差し替えてもよい枠だと考えてます。バードマンソウルはプランを多用するこのデッキ向けのドローカードです。
最後にユニットですが、このデッキのほとんどはバガーでまとめてあります。これはスコーピオンマスターの能力を最大限に生かすためです。スコーピオンマスターは他のバガーをフリーズするたびにエネルギーコスト無しで移動することができます。フリーズ状態でもいきなりリリース状態で移動できるため、奇襲効果もあります。さらに、スコーピオンマスターが2体盤面にそろえば無限移動が可能です!能力でお互いをフリーズ/リリースし合うことでどこまでも移動が可能となるのです。このような状況はなかなか作り出すことができませんが、バガー2体をフリーズして2歩移動するシーンは多々見られると思います。先ほどの蜘蛛の巣をまとうフェアリーをスクエアに残さないプレイも、これをねらってのことです。エネルギーにいるフリーマスターを出すこともできますからね。
では、序盤の動きをまとめましょう。置いていくカードはバガーを中心に置いて行ってください。サポートカードは置かずに手札にとっておきましょう。生命の門はコンボパーツなのでほぼエネルギーには置けません。また、ゴッドファーザーは1枚はすぐエネルギーにおいてもよいですが、2枚目以降は相手が早かったら置く、遅かったら置かないというプレイがよいと思われます。
1ターン目は迷わず1エネベースを張りましょう。そうすれば2ターン目に魔光合成が出てラッキー、あるいは3ターン目にシークレットベースが出てラッキー、な展開に巡り合うチャンスも増えます。手札にベースがなければバードマンソウル狙いでプランをめくってください。
2ターン目はシークレットベースがあったらそれを張りましょう。とにかく序盤のエネルギー加速が肝心なのでベースは手札から最優先で張ります。ベースが無ければプランの更新でドローを調整してなんとか引けるようにしてください。もし1ターン目にベースを張っていて、さらに魔光合成があったらそれをプレイしましょう。もう一枚魔光合成をプランから打てれば展開がグっと楽になります。
3、4ターン目以降はとにかくプランを積極的に使って行ってください。シークレットベースが機能し始めていたらプランからユニットを投げ入れる、あるいは魔光合成や蜘蛛の巣をまとうフェアリーでエネルギーを加速するなどして早く9エネためるようにがんばってください。生命の門コンボとバガーコンボで相手のユニットを蹂躙しましょう。とにかくプランから出た物をプレイしていくだけですので、ビートダウンデッキに比べて動きが簡単と言えば簡単かもしれません。
しかし、相手が白い場合は少し事情が変わってきます。犬闘士チワワはこちらの場を整えるカードを、犬闘士テリアはゴッドファーザーコンボそのものを妨害してきます。相手が白いと判断したら、思い切って生命の門コンボをあきらめて、スコーピオンマスターのバガーコンボで戦うのも手です。その場合は精霊の迷い家が重宝することでしょう。
今回はここまでです。いかがでしたでしょうか?このデッキは資産があればまだまだ改良の余地はたっぷりとあります。例えばオススメのカードは、スキップするフェアリー。このデッキはベースを多用していますので、これがあればかなり安定してエネルギーを増やすことができます。しかも、シークレットベース上で行えば一気に3エネルギーも増えるのです!
また、スカラベマスターは5色のエネルギーが出ますので、好きな強力カードを入れることができます。とは言ってもさすがに色拘束が1枚のカードまででしょうか。ステルススナイパーやイビルアイドライバーは幅広く対応できる除去ですのでよいかもしれません。また、手札を増やせるドラゴンの洞窟、ウィニー対策のドラゴンブレスなんかもよいと思います。
このデッキを使ってみようかな?と思ったら、サポートカードはとにかく自分好みの物をいれるとよいと思います。ドローを強化するもよし、火力や除去を追加するもよし、すべてはあなた次第です。それでは、次回もお楽しみに!
もう今週にはGPツアーが九州から始まります。3rdセンチュリーが出て初めての大きな大会ですので、実に様々なデッキが台頭してくることでしょう。詳報が楽しみですが、彼らに負けない様に、こちらもデッキ作成やプレイングの習得にエンジンをかけていきましょう!
今回のGPはツアーですので、こうした大きな大会が近所で開催されるチャンスでもあります。普段なかなか見ることのできないプロのプレイングを見たり、トレードが行えるいい機会でもあります(大多数のカードショップでは基本的にトレードが禁止されていると思われます)ので、3rdセンチュリーから始めた方はこういう場には積極的に参加したほうがいいでしょう。そして大会の雰囲気を楽しんで、お店では手に入りづらい過去のレアカードなどを3rdセンチュリーのレアカードでトレードして、ぜひ作りたいと思ったデッキを作ってください。もちろんGP本戦に参加される方々も、トレード用のカードの用意をお忘れなく。くれぐれもシャークはいけませんよ。
ではお待たせしました、デッキ紹介の時間です。
※カード名の隣にある価格は1枚あたりのお値段です。筆者が独断と偏見でつけている価格ですので、実際の店頭価格・流通価格とは多分に異なる点をご了承ください。なお、このコーナーではコモンを20〜50、アンコモンを50〜200とまとめさせていただきます。その隣にあるのはエキスパンションを短くあらわしたものです。
3 スカラベマスター 50(3rd)
3 フリーマスター 100(神竜)
3 レディバードミストレス 20(2nd)
3 大巨人ゴッドファーザー 900(勝利)
2 スパイダーミストレス 20(2nd)
1 レディ・ララバイ 50(新世界)【シーズン制限】
3 蜘蛛の巣をまとうフェアリー 50(3rd)
3 スコーピオンマスター 50(2nd)
3 シークレットベース 100(2nd)
3 精霊の迷い家 200(3rd)
1 底なしの大地 20(暴走)
3 バードマンソウル 50(オールスター・勝利)
3 魔光合成 50(暴走)
3 生命の門 50(1st)
3 失恋の痛み 50(1st)
計5120(ややオーバー)
第4回デッキとなるこちらのデッキのテーマはコンボ。古から続くゴッドファーザーと生命の門というコンボを軸にして作られたデッキです。
ゴッドファーザーは8コストユニットという巨大なサイズのユニットですが、これをフリーズするだけでエネルギーゾーンにある好きなユニットを隣接するスクエアに召喚することができます。しかしながら8コストという重さがあり、パワー6000という除去されやすいサイズのユニットをそのまま出すのは、多くのデッキ相手にリスクを負うことになります。そこを解消するのが門シリーズで、門の効果でリリースされたゴッドファーザーの能力をすぐ使用することで盤面に超大型ユニットを並べることができるのです。2体並べば、例えばゴッドファーザーがやられても出てきたばかりの超大型ユニットが場に残っているので、すでに目的は果たされていますし、ユニットの方がやられても、ゴッドファーザーがいますので代わりのユニットを次々に呼び出すことができます。
また、今回のデッキにはシークレットベースが入っており、このラインに出たユニットが除去されても、墓地に行かずにエネルギーに送られます。つまり何度も超大型ユニットをゴッドファーザーで使いまわすことができるのです!もちろん、そんなことをやられたら相手はお手上げでしょう。これがこのコンボの強さです。
このゴッドファーザーコンボを決めるために、このデッキはエネルギー加速カードを多めに入れてあります。
まずは先述のシークレットベースです。これは最後はゴッドファーザーコンボの一環として使われますが、序盤から中盤は2コストのバガーをプランから投げ入れて、エネルギーを加速させるのに使います。フリーマスターは自分自身をエネルギーゾーンから召喚することができますので、このベースがあると不死身の存在に生まれ変わります!つまりこのベースは、このデッキにはうってつけのキーカードなのです。
次に魔光合成です。たった1コストなのでプランからもプレイしやすく、運がよければ次々とプレイしてエネルギー差をつけることができます。その代りベースが必要ですが、このデッキには軽いベースが7枚入っており、序盤にベースを張っておけば、以後は誕生の宴と同じようにプレイすることができます。
最後に蜘蛛の巣をまとうフェアリーです。プランを多用するデッキなので相性がいいですし、シークレットベースと合わせて2エネルギー加速ができるのが魅力です。シークレットベースが無くても、できるだけ盤面には残さないほうがよいでしょう。(それについては後で供述します)
次はその他のサポートカードの紹介です。まずはこのデッキのもう一つのカギとも言えるベースカード「精霊の迷い家」です。緑1コストで張れるベースですので1ターン目に手札から展開し、魔光合成につなげることができる上、終盤はスカラベマスターの力でなんと3コストの各色ベース以上の活躍を見せてしまいます!もし、ゴッドファーザーコンボが決まらなくても、このライン上でパワーが10500に膨れ上がっているスコーピオンマスターを動かしているだけで勝つこともあるでしょう。もちろんゴッドファーザーをこのライン上に出すことでステルススナイパーから守ることだってできます。
失恋の痛みは、おなじみの手札破壊カードです。レディララバイは現在シーズン制限カードですが、とても速いデッキに対して無類の強さを誇ります。両方とも相手の妨害をするカードで、様々なデッキにカバーするために投入されていますが、しかしながらこの枠はほかのカードに差し替えてもよい枠だと考えてます。バードマンソウルはプランを多用するこのデッキ向けのドローカードです。
最後にユニットですが、このデッキのほとんどはバガーでまとめてあります。これはスコーピオンマスターの能力を最大限に生かすためです。スコーピオンマスターは他のバガーをフリーズするたびにエネルギーコスト無しで移動することができます。フリーズ状態でもいきなりリリース状態で移動できるため、奇襲効果もあります。さらに、スコーピオンマスターが2体盤面にそろえば無限移動が可能です!能力でお互いをフリーズ/リリースし合うことでどこまでも移動が可能となるのです。このような状況はなかなか作り出すことができませんが、バガー2体をフリーズして2歩移動するシーンは多々見られると思います。先ほどの蜘蛛の巣をまとうフェアリーをスクエアに残さないプレイも、これをねらってのことです。エネルギーにいるフリーマスターを出すこともできますからね。
では、序盤の動きをまとめましょう。置いていくカードはバガーを中心に置いて行ってください。サポートカードは置かずに手札にとっておきましょう。生命の門はコンボパーツなのでほぼエネルギーには置けません。また、ゴッドファーザーは1枚はすぐエネルギーにおいてもよいですが、2枚目以降は相手が早かったら置く、遅かったら置かないというプレイがよいと思われます。
1ターン目は迷わず1エネベースを張りましょう。そうすれば2ターン目に魔光合成が出てラッキー、あるいは3ターン目にシークレットベースが出てラッキー、な展開に巡り合うチャンスも増えます。手札にベースがなければバードマンソウル狙いでプランをめくってください。
2ターン目はシークレットベースがあったらそれを張りましょう。とにかく序盤のエネルギー加速が肝心なのでベースは手札から最優先で張ります。ベースが無ければプランの更新でドローを調整してなんとか引けるようにしてください。もし1ターン目にベースを張っていて、さらに魔光合成があったらそれをプレイしましょう。もう一枚魔光合成をプランから打てれば展開がグっと楽になります。
3、4ターン目以降はとにかくプランを積極的に使って行ってください。シークレットベースが機能し始めていたらプランからユニットを投げ入れる、あるいは魔光合成や蜘蛛の巣をまとうフェアリーでエネルギーを加速するなどして早く9エネためるようにがんばってください。生命の門コンボとバガーコンボで相手のユニットを蹂躙しましょう。とにかくプランから出た物をプレイしていくだけですので、ビートダウンデッキに比べて動きが簡単と言えば簡単かもしれません。
しかし、相手が白い場合は少し事情が変わってきます。犬闘士チワワはこちらの場を整えるカードを、犬闘士テリアはゴッドファーザーコンボそのものを妨害してきます。相手が白いと判断したら、思い切って生命の門コンボをあきらめて、スコーピオンマスターのバガーコンボで戦うのも手です。その場合は精霊の迷い家が重宝することでしょう。
今回はここまでです。いかがでしたでしょうか?このデッキは資産があればまだまだ改良の余地はたっぷりとあります。例えばオススメのカードは、スキップするフェアリー。このデッキはベースを多用していますので、これがあればかなり安定してエネルギーを増やすことができます。しかも、シークレットベース上で行えば一気に3エネルギーも増えるのです!
また、スカラベマスターは5色のエネルギーが出ますので、好きな強力カードを入れることができます。とは言ってもさすがに色拘束が1枚のカードまででしょうか。ステルススナイパーやイビルアイドライバーは幅広く対応できる除去ですのでよいかもしれません。また、手札を増やせるドラゴンの洞窟、ウィニー対策のドラゴンブレスなんかもよいと思います。
このデッキを使ってみようかな?と思ったら、サポートカードはとにかく自分好みの物をいれるとよいと思います。ドローを強化するもよし、火力や除去を追加するもよし、すべてはあなた次第です。それでは、次回もお楽しみに!
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