こんにちは、とみー(しろたん)です。早いもので、もうデッキ紹介も7回目となりました。

ここ最近、ディメンションゼロをプレイされている方がじょじょに増えているような気がします。彼らはどちらかと言えば、フリーデュエル、カジュアルとしてディメンションゼロを楽しんでいるようです。

競技としてディメンションゼロをプレイするのではなく、ゲームとしてディメンションゼロを楽しむこともまた、とてもやりがいのあることでしょう。むしろ競技として優劣を競うことを第一に置くことよりもゲームとしてディメンションゼロを楽しむことこそ、真に強くなることへの第一歩なのかもしれません。

今後そういった方々がますます増えていってほしいと思うからこそ、この「5000円あったらディメンションゼロをやろう」もがんばって更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて、それでは今回のデッキ紹介に移りましょう。今回のテーマは、新世界の呼声で生まれた種族デッキです。ファーストセンチュリーで登場した種族とコラボレーションした新しい種族デッキはどれも強力ですが、今回は5000円に収まる強力種族デッキ、スケルトンを紹介したいと思います。


※カード名の隣にある価格は1枚あたりのお値段です。筆者が独断と偏見でつけている価格ですので、実際の店頭価格・流通価格とは多分に異なる点をご了承ください。なお、このコーナーではコモンを20〜50、アンコモンを50〜200とまとめさせていただきます。その隣にあるのはエキスパンションを短くあらわしたものです。

3 スパイクガールズ 200(1st)
3 ダンシング・ヘッド 50(3rd)
3 ローリング・ソーンズ 50(勝利)
3 スカルフェアリー 20(新世界)
3 スカルキメラ 50(新世界)
3 リビング・ジョーク 50(3rd)
2 ギルティ・ポップ 200(3rd)
3 象砲手バルカン 50(3rd)
3 妖魔の勇者 600(2nd・オールスター)
3 コルヴィッツの贈り物 200(2nd)
3 仮初の同盟 50(3rd)
3 失恋の痛み 50(2nd)
3 妖精の風車 50(1st)
2 刻まれた思いで 100(激戦)

計 4860


このデッキの主役はスカルキメラと3rdセンチュリーで新しく登場したスケルトン達です。

スカルキメラの能力は、「場にいる自分以外のスケルトンのパワーを+4000−(相手の手札×1000)する」というものです。つまり相手の手札が0枚ならば問答無用で+4000されます。相手の手札が1枚でも+3000されるわけですから、弱いはずがありません。スカルキメラが2体以上並んでしまったら、もはやパワーは1万以上。たとえファンシーカットオパールが小妖精の花園ラインにいたとしても追いつけるパワーです。このスカルキメラがキーカードとして機能させることがこのデッキの目的であり、勝ち手段です。

そして、新しく登場したスケルトン達は、単体でもデッキへの投入が考慮されそうな強力カードです。3rdセンチュリー発売直後にリビングジョークとダンシングヘッズを見た時は「ああ、これでスケルトンデッキはすごい強力になるな。もしかしたら環境に躍り出るかも?」と思ったくらいです。彼らは、今までのスケルトンデッキに欠けていた、「スカルキメラを引いていなくても、単体で十分に戦っていける力」を持っているのです。リビングジョークはパワー5000の3コストノーマルタイミングユニットです。今までコストが小さくてデッキに投入可能なスケルトンがスパイクガールズとローリングソーンズとドレッドフルデッドしかいなかったので、3コスト5000のこのカードは大きな戦力となります。

ダンシングヘッズは、蜘蛛の巣のフェアリー同様プランからスクエアに置かれることで能力を発揮するカードです。能力を発揮した後はスカルキメラやスカルフェアリーのサポートを受けながら戦うスケルトンに早変わりし、中盤から終盤まで非常に重宝するカードです。このカードのおかげで、今回はザ・ハーブスがデッキから外れた形となっているのです。従来のスケルトンデッキは、ザ・ハーブスのベースを使った手札破壊が主でしたが、デッキにベースを大量に詰め込まないといけないという難点がありました。このカードはその手札破壊というテーマに新たなアプローチを見出してくれています。

では、その他のカードも軽く紹介していきましょう。

スパイクガールズは、スクエアから墓地に行った際に相手の手札をランダムに破壊する優良ユニットです。どちらかと言えば、このデッキではバトルを行うよりも中央投下でわざと墓地に送って、相手の手札を破壊する役回りとなっています。

ローリング・ソーンズは、ダンシングヘッズと似たような感じですが、こちらは相手が手札を選択して捨てる効果です。とはいえ、2コストで相手の手札を一枚奪えるので、プランから出たらラッキーなユニットです。終盤は2体のスカルキメラの恩恵を受けながら、相手のユニットを薙ぎ払いに行くこともあります。

スカルフェアリーは、3コストの呼声シリーズです。このシリーズは、スマッシュに行けばいくほど他の同じ種族のパワーを上げてくれる能力を持っています。しかしながら、このデッキはどちらかと言えばゆっくり場を整えていくタイプのデッキなので、下の能力は積極的に活用していくほどではありません。たまに恩恵を受ける、くらいだと思っておいてください。

象砲手バルカンと妖魔の勇者は、緑の大陸の強力カードです。このデッキでは両方とも積極的に使うまでには至りませんが、やはり加速を持たせる妖精の風車や、バトルタイミングの除去である仮初の同盟などと絡めれば手がつけられないカードになります。スカルキメラに期待できない局面ではこれらを軸にしたビートダウン戦法にスイッチできることが一番の強みです。

コルヴィッツの贈り物と失恋の痛みはスカルキメラ戦略を支える手札破壊カードです。失恋の痛みは、このデッキならば積極的に撃っていって問題ないカードでしょう。コルヴィッツの贈り物に関しては後述しますが、ハマれば恐ろしいアドバンテージを生み出す手札破壊カードです。

刻まれた思い出は、基本的にスカルキメラを回収するのに使いますが、序盤にプランから出たら迷わず別のユニットを回収に行ってもよいでしょう。もし回している過程でいらないと感じたならば、別の何かに変えてみるのもよいと思います。同じ用途で、奇襲効果のある冥界の門もお勧めです。

それでは、序盤の動かし方をまとめましょう。

2Tまではほぼ何もできません。失恋の痛みを打てたら打つくらいです。

3Tはスカルフェアリーがあれば迷わずプレイです。緑エネがなくて次のターンにバルカンが出したいからスカルフェアリーはあきらめよう、というプレイよりも確実に3T目にスカルフェアリーを出した方が、テンポの差で得をします。このデッキでは序盤のスカルフェアリーと、スカルキメラはエネにおいてはいけません。

無ければ黒2エネを残してプランからソーンズか失恋の痛みが出ることを期待しましょう。妖精の風車は早いターンにはそれほど重要ではありません。また、リビングジョークは相手にもよりますが基本的にプランから出して行って手札に来たらエネに置くほうがよいです。3Tのコルヴィッツの贈り物も状況次第といったところです。スカルキメラを引いていなく、ろくでもない手札であるならば打ったほうがよいでしょう。ただし、あくまでスカルフェアリーがいない時の話です。3T目のスパイクガールズは、相手のターンに中央投下しても問題ないと私は考えます。このデッキでは、スカルキメラが出る次のターンにはコルヴィッツの贈り物でアドバンテージを稼ぎたいからです。(注:コルヴィッツの贈り物は自分の手札が0枚でもプレイ・解決可能です)

4Tは回っていればスカルキメラを出せるなら出す、プランからいいユニットが出たら出しましょう。回ってなければプランを掘ってください。スパイクガールズは、このデッキでは中央投下したほうが強いので、プランから見えたら中央に投げてください。

5T以降はとにかくスカルキメラがスクエアにいる形を作るように動きます。ただし、相手が速攻デッキならバルカンや妖魔の勇者でうまくテンポを取れるように動くことも忘れてはなりません。そのようなデッキには、これらと何枚かのサポートカードだけで勝てる場合もあるからです。スカルキメラが無事居座ることができたら次に手札破壊カードをプランから引き当てましょう。コルヴィッツの贈り物はスカルキメラが居座った後は非常に凶悪な手札破壊カードとなります。できればスカルキメラが出てくる頃には自分の手札がこれ一枚になるくらいが望ましいです。

スカルキメラが出てきて、相手の手札も1枚前後で常に自分のスケルトンが+3000できる状況になったら、ゆっくり体制を整えて1点ずつスマッシュで攻めにいってください。移動コストは重めのユニットが揃っているのでなかなか俊敏に攻めることができないのが難点ですが、前衛にいるスケルトン軍団が対処不能になればそれも関係ありません。スカルキメラは後続の事を考えて自軍エリアで待機、がよいでしょう。こういう状況になれば、ギルティポップが最後の詰めを抑えてくれます。

今回はここまでです。いかがでしたでしょうか?今週末はGPツアー札幌です。筆者も参加予定で、がんばりたいと思っています。ちなみに筆者はスケイルシューターを無限回収中ですので当日は会場にいっぱい持ってきてくれるとありがたいです(笑)では、また次回もお楽しみに!

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