こんばんわ、とみー(しろたん)です!3rd限定構築、遊んでいますか?すでにいくつかの店舗予選突破デッキが公式HPで紹介されていますので、気になる方はチェックしてみるとよいと思います。すでに新弾「戦士たちの共鳴」の超強力カードが紹介され始めていますが、まだまだ3rdベーシックは遊び尽くされていません!はやる気持ちを抑えて、今しばらく3rdベーシックパックで遊びましょう!

さて、3rdセンチュリーの限定環境では赤緑、赤黒がやはり人気の色。ついで非武装中立ゾーンを使える青、その中でもビートダウンとエネルギー加速要素を加えたり、通常構築のコンボデッキ『レインボーレイン・ゾーン』を限定環境版にマイナーチェンジした青緑が人気です。この3rdセンチュリーベーシックパックのカードリストを見てもらえるとわかると思いますが、今回のパックで新しく多色のカードが出た分、コストが低いカードに強いカードが集まっているセットになっています。特に5コストのユニットは各色ともに強力なユニットが集まってきているので、ここを中核としてデッキが組まれることになります。つまり、その5コスト以下のユニットに対処できるフローラルブーケと仮初の同盟が必ず3枚あっても問題がない環境なのです。そして、これが緑と黒の強さでもあります。

今回は予告通りその中でも一際異彩を放つ赤黒のコントロールデッキを紹介したいと思います。赤黒のコントロールデッキには、マイナーチェンジ版としての赤黒青の3色のコントロールデッキもありますが(ザガリオンやダルキング、キラーが抜け、代わりに同キャラ戦を制すために非武装中立ゾーンが入ったりします)、しかしながら今回はオーソドックスな赤黒を紹介したいと思います。



※5000円デッキではなく、完全なトーナメントデッキです。

3 投影戦鬼五月雨
3 エックスデイ・ドラゴン
3 夢見る人形エリザベス
2 冥王の号令
3 仮初の同盟
3 真夜中のダンスパーティー
3 黙示録の光線
3 鬼哭神機ダイディーヴァ
3 鬼哭神機ダルキング
3 鬼哭神機アスラオー
2 鬼哭神機ザガリオン
3 鬼哭神機ブレイ=ダー
3 鬼哭神機ジャバスター
3 秘密作戦本部

計 (だいたい20000)


全体除去カードのエックスデイ・ドラゴンと鬼哭神機ザガリオンを始め、まさに除去カードのオンパレードで相手のユニットを片っ端から除去して、主にデッキ切れで勝利するのがこの赤黒デッキです。その除去の数なんと23枚!一部対象が制限されているものがあるにしても、尋常ではない除去の量です。

この圧倒的な除去の量で相手をコントロールし続け、こちらのペースにはめていき、やがて余裕ができたらエリザベスやダイディーヴァなどの除去能力を持ったユニットが進軍、スマッシュを始めていく、というのがこのデッキの大まかな動きです。相手が同じコントロールタイプのデッキなら投影戦鬼五月雨が相手の手札を奪いつくしてコントロールします。

こういったデッキ切れを狙うタイプのコントロールデッキはあまり歓迎されるものではありませんが、強力なデッキタイプである以上研究は必要です。限定構築に限らず、通常の構築戦でも同じことが言えますので、代用カードを用意して一度は使ってみるとよいと思います。使い続けていると意外な弱点が見つかるかもしれませんよ?

では、各カードの解説に移りたいと思います。なお、今回は非常にゆっくりとしたコントロールデッキですので、序盤の動き方のまとめについては割愛させていただきます。

投影戦鬼五月雨は進撃で相手の手札を破壊できる軽量ユニットです。同キャラ対決や対コントロールデッキではこのカードを3Tにきっちり出せるか出せないかで明暗が分かれると言っても過言ではありません。そのくらい、このカードはこの環境では最強クラスの手札破壊カードなのです。先手3Tに出たこいつを後手側は3エネでは止められず、次のターンに進撃を許してしまいます。その次のターンも放っておくとどんどん手札を持っていかれてしまうので除去せざるを得ませんから、こいつに対して除去カードを使わなければいけません(たいていは貴重な仮初の同盟を持っていかれてしまいます)。つまりこの時点で先手側は大きくアドバンテージを得ている形になるのです。このデッキではこちらから動くことはそうそうないので、自分から攻めれるこのユニットを積極的に使っていきましょう。プランから出やすいのも魅力の一つです。

夢見る人形エリザベスはおなじみ4コスト以下破壊のユニットです。彼女(?)自身がドールなので、ザガリオンの合成の種にもなってくれたりとまさに至れりつくせりな存在です。たいていは目の前の4コスト以下ユニットに睨みを利かせながら進軍する役回りになると思います。4コスト以下ユニットは非常にパワーの強力な物が多く、彼女無しではその猛攻を乗り切ることが難しいでしょう。

仮初の同盟・真夜中のダンスパーティー・黙示録の光線は確定除去です。このデッキではすべてがフル投入されており、通常の構築戦のようにスターフルーツや流氷の大陸・門からの8コストユニット連打ができない分、その包囲網を突破することは相手にとって困難なのですが、さらにここに鬼哭神機ダイディーヴァと鬼哭神機アスラオー、鬼哭神機ザガリオン、エックスデイ・ドラゴンが加わると本当に隙がありません。ダイディーヴァとアスラオーは走り回ってもそのパワーアップ能力でたいていのユニットを踏みつぶせますし、エリザベスと同様、やられそうになったら能力で相手のユニットを破壊できるまさに脅威のユニットです。エリザベスと違って能力はスクエア全部に届きますので、こいつらが秘密作戦本部の上で+3000されていると、実質確定除去と変わりないキング・オブ・デストロイヤーと呼ぶにふさわしいカードとなります。マイナス修正なのでこれで倒せなくてもコンバットトリックとして相手の移動にスタックして自分のユニットを守ることだってできます。強すぎます。

鬼哭神機ブレイ=ダーはこのデッキの実質的フィニッシャーです。攻める分にはバトルに勝つ能力はなかなか誘発しないでしょうが、守る分なら別です。手札破壊兼ユニット破壊カードとして小型ユニットを破壊できれば御の字でしょう。ダイディーヴァやアスラオー、秘密作戦本部の恩恵でバトルに勝てば勝利にだいぶ近づくと思います。ダルキングも似たようなものなのですが、これはまず手札から出てくることはありません。プランから出たらラッキー、程度に使うとよいと思います。

鬼哭神機ジャバスターは、なぜこれがコントロールデッキに入っているの?と少し首をかしげたくなるカードですが、同じようなタイプのデッキと戦う場合に、重宝するカードです。詰めの段階で出すカードというよりは、相手のデッキを削るために存在するカードと言えます。2コストなのでプランでめくれた時は序盤の余ったエネルギーを有効に使うことができますし、またそこから自身がドール/サラマンダーであるので、ザガリオンにもつなげることができます。冥王の号令で4コストで走り回ることができるのも評価のポイントです。

秘密作戦本部は多色ユニットに大きなボーナスを与えるベースです。このデッキでは、これが張れるのと張れないのとでは全然動きが違います。これがないとダイディーヴァやアスラオーが真の力を出しきれないからです。また、このベースラインにザガリオンがいると10500のパワーを持ちますので、地味にこれが強力だったりします。

冥王の号令は主に後半にアスラオーやダイディーヴァ、ジャバスターを墓地から釣り上げてくるカードです。数少ないリリースインカードなので、テンポを相手に少しでも取られた時などにアスラオーを呼び出したりするとその遅れを取り返せたりします。


今回はここまでです。いかがでしたでしょうか?次回からは再び通常の構築のお話に戻ると思います。戦士たちの共鳴でも、環境を変えるようなものすごいカードがちらほら紹介されていますからね。それでは次回もお楽しみに!

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索