こんばんわ、とみー(しろたん)です。
今回、いつものようにデッキ解説を行う予定だったのですが、先日行われたカードショーにて発表されたフォースセンチュリーの展開と概要について、すでに各地で様々な議論が行われているので、今回はデッキ紹介よりもまずこちらの方の話を優先させようと思いました。ここで、私が現在考えている『ディメンションゼロの今後の展開』、あるいは展開についての願望についてまとめてお話していきたいと思います。
さて、フォースセンチュリーでプレイヤーにもっとも衝撃を与えた発表は、日本選手権の賞金減額・グランプリレベルのトーナメントの廃止・ツアーファイナルの3点であったと言えるでしょう。
詳しく説明すると、フォースセンチュリーシーズンより、日本選手権が2回になる代わりに優勝賞金が300万から100万に下がります。(なお、賞金総額については詳しい発表はなかったそうです)そしてこれまでのグランプリが廃止されますので、実質グランプリが年2回になると考えていただければわかりやすいかと思います。また、それに伴いこれまでの店舗レベルでのグランプリ予選が廃止されます。そしてこのグランプリ予選(権利を得るための予選)に当たるのが今回新たに制定されるツアーファイナルです。ツアーというのは、地域ごとに大型のトーナメントを開くことで、オープングランプリやグランプリ7のようなグランプリツアーのような形式になります。このツアーファイナルで上位に入った人が、日本選手権への招待状を手にすることができます。その他、ショップごとに開かれるショップトライアル・ショップファイナルという物も存在します(公式HPが更新されましたので、文章を訂正させていただきました)
こうやって文章だけにすると、単純に『賞金が減った』『地方から日本選手権に行ける人数が減った』→ディメンションゼロの勢いが落ちた、と捕えられてしまうと思いますが、実際この説明だけではしかたのないことだと思います。しかし、私は勢いが落ちた、と単純に結びつけるのは間違いだと信じています。
詳しい説明を聞いたわけではないのでこの件に関しては憶測しかできないのが事実です。では、私の考えを一つづつ述べて行きます。そして、そこから提唱したい話も織り交ぜていきたいと思います。
1、グランプリレベルのプレイヤーの立場とカジュアルに遊ぶプレイヤーの立場(賞金減額騒動についての話)
まずこの話を語る前に、この2つのプレイヤー層の違いについて簡単に説明いたします。
グランプリレベルのプレイヤーとは、トーナメントプレイヤーとも呼ばれ、大きな大会で賞金や名声を獲得するため、純粋に勝つということを目的に努力をする方の事を指します。つまりプロ資格を持つくらいディメンションゼロを極めている方のことです。彼らは生活の一部をディメンションゼロに当てており、グランプリにもほぼ毎回参加している常連の方です。一方、カジュアルに遊ぶプレイヤーはアマチュアの方ということになります。純粋にディメンションゼロという競技ではなく、一つのゲームとして遊ぶ方の事を指します。初心者の方はここからスタートし、そのゲームに対する情熱が高まったり、きっかけが生まれることでトーナメントプレイヤーへの道を歩み始めるのです。
誤解しないでほしいのですが、だからと言ってどちらがよくてどちらが悪いなんてことはありません。片方の存在が無ければもう片方の存在も成り立たない、ということなのです。カジュアルに遊ぶ方でもグランプリツアーなどの地方の大きな大会に参加したり、プロの方より数段強い方もいるでしょうし、トーナメントプレイヤーの方でもグランプリという空気を楽しむために(賞金は二の次として)大きな大会に参加している、という方もいらっしゃいます。
さて、表題の話に戻りますが、今回の件、賞金総額の減額はグランプリプレイヤーの方にのみ関係するお話です。カジュアルに遊ぶ方にはほとんど何も関係がありません。しかしグランプリプレイヤーにのみ関係があるのだから、別にいいのでは?というわけでもありません。
これによって、まず間違いなく今まで賞金を目標としてプレイしてきたグランプリプレイヤーのモチベーションは下がります。やはり『賞金制度が最大の魅力』というものが今までのディメンションゼロの売りだったのですからその路線が変更されることに不満を持つ方もいるでしょう。この決定を受けてディメンションゼロを引退しようと思う方も中にはいると思います。
ですが、個人的な見解では現在のディメンションゼロというゲームは間違いなくグランプリプレイヤーの方のニーズに強く寄せられたゲームであり、本当は一番遊んでもらいたいカジュアルプレイヤーに向けられるメッセージが弱いものになっていると思います。本当に一番最初のディメンションゼロ(ビフォアセンチュリー)の頃を知っている方ならわかると思いますが、当時のディメンションゼロは賞金制度の話ももちろんそうですが、それよりも今までのカードゲームになかった斬新なゲームシステムをもっとアピールしていました。それに比べて現在のディメンションゼロは、そのゲーム性よりも始めに賞金ありき、な広告になってしまっています。どの情報媒体を見ても、賞金制度の方が強くイメージに残るようになってしまっているのです。今回の賞金減額の件で強い不満の声や反応、ディメンションゼロの勢いが落ちた、という否定的な意見が示されたのもこれが原因ではないかと思います。やはり、グランプリプレイヤー側へのアピールが強すぎるのです。
今までのディメンションゼロはグランプリプレイヤーになることを最終目標としてこのゲームを始めよう、遊んでみよう、という広告が目立っていました。ですが、最終目標などは人それぞれであるということは先ほど語ったとおりで、そのやや強制的な広告に不満を持った方もいらっしゃると思います。なので、そのバランスを中間地点に戻すために、フォースセンチュリーで荒治療のような今回の決定がなされたのだと思います。そしてこの荒療治をこのタイミングで行うことはベターな選択であったとも思っています。なぜなら、いずれはやらなければならないことだったのですから。
すべてのグランプリプレイヤーを引きとめるのは無理な話です。すぐには結果も出ないとは思います。しかし、この変革でディメンションゼロが今よりももっとよい方向に進めば彼らは戻ってくる可能性もあります。本当に賞金のためだけにディメンションゼロをプレイしていたり、関わっていたりして、それ以外の部分でディメンションゼロを否定する方は戻ってこないでしょうが、そういう方はしかたがないでしょう。
個人的な意見ですが、今回の賞金総額減額の裏には、地方に住むカジュアルプレイヤーの方を日本選手権のような大きな大会に参加してもらえるようなきっかけ作りをこの減額された分の賞金で与えていきたいという意図があると思います。
例えば地方で開催されたツアーの勝利者に日本選手権の舞台である関東(関西?)までの交通費を支給するということになれば、個人の賞金総額が減ること以上に、ディメンションゼロの環境においてプラスになると言えます。地方で開催されるオープングランプリはその場限りで完結したトーナメントであり、ここからアマチュアの方の目が、より大きな目標に向かうことは難しいと思います。そこでこのツアーでの交通費全額支給という決定が導入されれば、日本選手権前の小目標が生まれることで、プロの方には切磋琢磨された状況が生まれ、アマチュアの方には大きな大会を楽しんでプレイしてもらえるような環境がその地方に生まれると思います。さすがにショップトライアルまでは交通費の支給は難しいかもしれませんが、今までの店舗予選だけではなしえなかった、グランプリ参加のきっかけと目的意識の覚醒化、そして地方のパワーバランス・コミュニティの活性化につながってくるのではないかと考えています。
今回の変革は必ずいい方向に進むだろう、というのが私の最終的な結論ですが、すぐには結果が出ないとも思っています。なぜなら、これは荒療治だからです。
フォースセンチュリーがまだどうなるかはわかりませんが、少なくともこのフォースセンチュリーの一年は個人的には手探りの実験段階とみています。やはり早急には結果は出ませんし、マイナスイメージをどうしても完全にぬぐい去ることができずに一時的にユーザーの数も減ることでしょう。だからフォースセンチュリーの一年でいい方向に乗り切ることができれば、必ずフィフスセンチュリーでサードセンチュリー以上の衝撃とユーザー数の増加が期待できるのではないかと信じています。ディメンションゼロはそこまで信じることができるほど斬新で面白いゲームですし、仲間を誘ってプレイすることをオススメしたい商品なのですから。
今回、いつものようにデッキ解説を行う予定だったのですが、先日行われたカードショーにて発表されたフォースセンチュリーの展開と概要について、すでに各地で様々な議論が行われているので、今回はデッキ紹介よりもまずこちらの方の話を優先させようと思いました。ここで、私が現在考えている『ディメンションゼロの今後の展開』、あるいは展開についての願望についてまとめてお話していきたいと思います。
さて、フォースセンチュリーでプレイヤーにもっとも衝撃を与えた発表は、日本選手権の賞金減額・グランプリレベルのトーナメントの廃止・ツアーファイナルの3点であったと言えるでしょう。
詳しく説明すると、フォースセンチュリーシーズンより、日本選手権が2回になる代わりに優勝賞金が300万から100万に下がります。(なお、賞金総額については詳しい発表はなかったそうです)そしてこれまでのグランプリが廃止されますので、実質グランプリが年2回になると考えていただければわかりやすいかと思います。また、それに伴いこれまでの店舗レベルでのグランプリ予選が廃止されます。そしてこのグランプリ予選(権利を得るための予選)に当たるのが今回新たに制定されるツアーファイナルです。ツアーというのは、地域ごとに大型のトーナメントを開くことで、オープングランプリやグランプリ7のようなグランプリツアーのような形式になります。このツアーファイナルで上位に入った人が、日本選手権への招待状を手にすることができます。その他、ショップごとに開かれるショップトライアル・ショップファイナルという物も存在します(公式HPが更新されましたので、文章を訂正させていただきました)
こうやって文章だけにすると、単純に『賞金が減った』『地方から日本選手権に行ける人数が減った』→ディメンションゼロの勢いが落ちた、と捕えられてしまうと思いますが、実際この説明だけではしかたのないことだと思います。しかし、私は勢いが落ちた、と単純に結びつけるのは間違いだと信じています。
詳しい説明を聞いたわけではないのでこの件に関しては憶測しかできないのが事実です。では、私の考えを一つづつ述べて行きます。そして、そこから提唱したい話も織り交ぜていきたいと思います。
1、グランプリレベルのプレイヤーの立場とカジュアルに遊ぶプレイヤーの立場(賞金減額騒動についての話)
まずこの話を語る前に、この2つのプレイヤー層の違いについて簡単に説明いたします。
グランプリレベルのプレイヤーとは、トーナメントプレイヤーとも呼ばれ、大きな大会で賞金や名声を獲得するため、純粋に勝つということを目的に努力をする方の事を指します。つまりプロ資格を持つくらいディメンションゼロを極めている方のことです。彼らは生活の一部をディメンションゼロに当てており、グランプリにもほぼ毎回参加している常連の方です。一方、カジュアルに遊ぶプレイヤーはアマチュアの方ということになります。純粋にディメンションゼロという競技ではなく、一つのゲームとして遊ぶ方の事を指します。初心者の方はここからスタートし、そのゲームに対する情熱が高まったり、きっかけが生まれることでトーナメントプレイヤーへの道を歩み始めるのです。
誤解しないでほしいのですが、だからと言ってどちらがよくてどちらが悪いなんてことはありません。片方の存在が無ければもう片方の存在も成り立たない、ということなのです。カジュアルに遊ぶ方でもグランプリツアーなどの地方の大きな大会に参加したり、プロの方より数段強い方もいるでしょうし、トーナメントプレイヤーの方でもグランプリという空気を楽しむために(賞金は二の次として)大きな大会に参加している、という方もいらっしゃいます。
さて、表題の話に戻りますが、今回の件、賞金総額の減額はグランプリプレイヤーの方にのみ関係するお話です。カジュアルに遊ぶ方にはほとんど何も関係がありません。しかしグランプリプレイヤーにのみ関係があるのだから、別にいいのでは?というわけでもありません。
これによって、まず間違いなく今まで賞金を目標としてプレイしてきたグランプリプレイヤーのモチベーションは下がります。やはり『賞金制度が最大の魅力』というものが今までのディメンションゼロの売りだったのですからその路線が変更されることに不満を持つ方もいるでしょう。この決定を受けてディメンションゼロを引退しようと思う方も中にはいると思います。
ですが、個人的な見解では現在のディメンションゼロというゲームは間違いなくグランプリプレイヤーの方のニーズに強く寄せられたゲームであり、本当は一番遊んでもらいたいカジュアルプレイヤーに向けられるメッセージが弱いものになっていると思います。本当に一番最初のディメンションゼロ(ビフォアセンチュリー)の頃を知っている方ならわかると思いますが、当時のディメンションゼロは賞金制度の話ももちろんそうですが、それよりも今までのカードゲームになかった斬新なゲームシステムをもっとアピールしていました。それに比べて現在のディメンションゼロは、そのゲーム性よりも始めに賞金ありき、な広告になってしまっています。どの情報媒体を見ても、賞金制度の方が強くイメージに残るようになってしまっているのです。今回の賞金減額の件で強い不満の声や反応、ディメンションゼロの勢いが落ちた、という否定的な意見が示されたのもこれが原因ではないかと思います。やはり、グランプリプレイヤー側へのアピールが強すぎるのです。
今までのディメンションゼロはグランプリプレイヤーになることを最終目標としてこのゲームを始めよう、遊んでみよう、という広告が目立っていました。ですが、最終目標などは人それぞれであるということは先ほど語ったとおりで、そのやや強制的な広告に不満を持った方もいらっしゃると思います。なので、そのバランスを中間地点に戻すために、フォースセンチュリーで荒治療のような今回の決定がなされたのだと思います。そしてこの荒療治をこのタイミングで行うことはベターな選択であったとも思っています。なぜなら、いずれはやらなければならないことだったのですから。
すべてのグランプリプレイヤーを引きとめるのは無理な話です。すぐには結果も出ないとは思います。しかし、この変革でディメンションゼロが今よりももっとよい方向に進めば彼らは戻ってくる可能性もあります。本当に賞金のためだけにディメンションゼロをプレイしていたり、関わっていたりして、それ以外の部分でディメンションゼロを否定する方は戻ってこないでしょうが、そういう方はしかたがないでしょう。
個人的な意見ですが、今回の賞金総額減額の裏には、地方に住むカジュアルプレイヤーの方を日本選手権のような大きな大会に参加してもらえるようなきっかけ作りをこの減額された分の賞金で与えていきたいという意図があると思います。
例えば地方で開催されたツアーの勝利者に日本選手権の舞台である関東(関西?)までの交通費を支給するということになれば、個人の賞金総額が減ること以上に、ディメンションゼロの環境においてプラスになると言えます。地方で開催されるオープングランプリはその場限りで完結したトーナメントであり、ここからアマチュアの方の目が、より大きな目標に向かうことは難しいと思います。そこでこのツアーでの交通費全額支給という決定が導入されれば、日本選手権前の小目標が生まれることで、プロの方には切磋琢磨された状況が生まれ、アマチュアの方には大きな大会を楽しんでプレイしてもらえるような環境がその地方に生まれると思います。さすがにショップトライアルまでは交通費の支給は難しいかもしれませんが、今までの店舗予選だけではなしえなかった、グランプリ参加のきっかけと目的意識の覚醒化、そして地方のパワーバランス・コミュニティの活性化につながってくるのではないかと考えています。
今回の変革は必ずいい方向に進むだろう、というのが私の最終的な結論ですが、すぐには結果が出ないとも思っています。なぜなら、これは荒療治だからです。
フォースセンチュリーがまだどうなるかはわかりませんが、少なくともこのフォースセンチュリーの一年は個人的には手探りの実験段階とみています。やはり早急には結果は出ませんし、マイナスイメージをどうしても完全にぬぐい去ることができずに一時的にユーザーの数も減ることでしょう。だからフォースセンチュリーの一年でいい方向に乗り切ることができれば、必ずフィフスセンチュリーでサードセンチュリー以上の衝撃とユーザー数の増加が期待できるのではないかと信じています。ディメンションゼロはそこまで信じることができるほど斬新で面白いゲームですし、仲間を誘ってプレイすることをオススメしたい商品なのですから。
コメント
ショップファイナルは確定ですよ
公式HPに書いてあります